お気に入りの腕時計

1999年の秋晴の空の下
autumn poster 時計は太陽の動きを模倣する道具である
 24時針は太陽の動きを示し
 インデックスは星宮を暗示する
 大地の神の名のチタンのケース
 人類の未来永劫を願うカレンダー
 24時針は太陽の色に彩られ
 インデックスは生まれた星の輝きにも似る
 夕焼けの色をほのかに残した文字盤の上に
 大小さまざまの輝点が浮かび上がる
 星々の動きのごとき正確さで
 ゆっくりと、また駆け抜ける輝点は
 オリンポスの神々であろうか
(…なんちゃって…)

そんな腕時計を手に入れた
母なる海の生物を彷彿とさせる
流線型のケースもお気に入りである
SEIKO SBCJ001 素敵な腕時計である

[2000/09/12]

7年目の腕時計 (1999/10/12 - 2006/10/7-2008/04/10)
ovarhauled

私が独立して2年目の10月頃に購入、Seiko にお願いして Pipin R シリーズの限定モデルに社名を入れて貰った時計だ。 それ以来お気に入りで、試験の時もツーリングの時も山でも海でも 転んだときでも何時も私の腕にいた。

先月思い立って、フルオーバーホールをお願いした。 傷だらけのサイクロップレンズやベゼル、甘くなったバネ、パッキン等。 いわゆる職人が作る時計じゃないこいつは、 愛着があろうがなかろうが一工業製品である。 つまり保守部品の保持期間というのがあって、 それが7年で、1999年に買ったこいつは今年でちょうどその7年目にあたる。 それで、保守期間が過ぎる前に滑り込みでフルオーバーホールをお願いしたわけだ。

傷だらけのレンズと一緒に風防ガラスも交換になるが、 元と同じガラスがもう無くて、約5割増しの部品代の代替品で、 Seiko の担当者の言うところの「黒」ガラスに交換ということになった。 元のガラスは「高透明度品」で、これは僅かにグレーがかっているとのことだが Seiko のカタログや Web 上に そんな感じの情報は見当たらない。 何なんだろう。

そして、昨日修理が上がって来た。

ふむ。

グレーっぽいとか良く判らないが僅かにくっきり感が増して 落ち着いた感じになっている。
私と一緒に、なにか時計も多少成長したような気がして 愛着がより一層深まった気がした。 [2006/10/11]


そして、もう一度のオーバーホールを経て10年目の今も私の腕に居る。
SEIKO SBCJ001 PERPETUAL CALENDAR SCUBA 200m 本当に良い時計だ。

18年目の腕時計 (1999/10/12 - 2017/1/17)
without-lens

それから時はたち、17年が過ぎた2016年の秋に、一日に数分遅れるという不味い症状がでた。
もう保守部品もなくなって久しいはずと半ば諦めつつ SEIKO に修理をお願いしたら、調べてから連絡するとこのこと。
街が冬のイルミネーションに飾られて賑やかになった頃、SEIKO から連絡が入った。
ムーブメント交換可能で、また傷だらけになった風防も、 サイクロップ・レンズ無しでパッキンの色が黒で良ければ代替品に交換可能とのこと。
嬉々としてそそくさと修理をお願いしたが、吉報が嬉しく笑みが自然と溢れる。
それでも、数ヶ月かかるという長い修理の間、ふと腕に目を落とす度に寂しく感じていたら、
「クリスマスプレゼントよ」
と妻がGPSウォッチをプレゼントしてくれた。
「セラミックとGPS、あなたらしくて良いでしょ?」
感動して涙に目が潤む。その時計はまた別のお話で。
そして年が明けて、18年目の1月に手元に戻ってきた腕時計は、少しシンプルになって、くっきりとしまった感じがした。
リーマンショックや東日本大震災など様々な苦境を会社と共に生き延びてきたなぁと感慨深い。
2017年になって、思い入れのある時計が3つになった。


[2017/1/17]

sbcx005

ともこへ初めてののプレゼント
タンデムでツーリングに行くときに
防水で丈夫だけど
曲線の可愛い小さな腕時計


SEIKO SBCX005
AGS Titanium SCUBA 200m



[2002/05/27..2008/04/06] pmx56-2602

新婚旅行の時に付けていた思い出のスポーツウォッチ、
CITIZEN の PMX56-2602 MISSION ANTARCTICA
一度、GSX-R1000/K1 と共に居なくなったけれど、
新しい GSX-R1000/K7 の慣らしが終った頃、また私のところへやって来た。


pmx56-2602

その後、オーバーホールのついでに CITIZEN にお願いして、
在庫にたった2つだけ残っていた PMX56-2601 のチタンバンドに交換してもらった。
ベルトだけでも随分と雰囲気が変わるものだ。
腕にもチタンの方が馴染みが良くて気に入っている。



© 2000 Takayuki HOSODA.
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